湘南ウエディング情報センター ウエディングブログ
欧米ではごくごく当たり前なこのリハーサルディナー。
皆さんはご存じですか?
日本では、結婚式前夜は家族とともに
ゆっくりと過ごす…
そんな印象が強いと思います。
しかし、欧米では、前日から『結婚式』という名のイベントはスタートするんです!
かれこれ数年前…。
アメリカに住む従姉妹の結婚式に出席するため家族とともにロスへ向かいました。
学生時代、英語がわからなかった私に、根気よく話しかけてくれ、
話す楽しさを教えてくれた従姉妹との時間を思い出し、
ワクワクした気持ちと、彼女がお嫁に行ってしまう寂しさが入り混じり
気分は、すっかり『花嫁の家族』でした。
結婚式前日…
彼女が挙式する予定の教会へ向かいました。
教会には、本人や両家の家族・親族
Groom's men(グルームズメン)※新郎の男友達数人
Bride's Maids(ブライズメイズ)※新婦の女友達数人
が勢ぞろい。
そんな中、挙式のリハーサルが始まりました。
新郎側と新婦側それぞれのゲストがペアになってバージンロードを入場。
その入場リハは、親族→家族→本人と続きます。
maid of honor(メイドオブオナー)※新婦に一番近い存在の女性
Bestman(ベストマン)※新郎に一番近い存在の男性
※彼らは、結婚式の披露宴のときにスピーチ(トースト)などをします
は、それぞれリハーサルのお手伝いを率先していました。
リハーサル後、レストランへ移動…。
私たち家族だけだと思いこんでいましたが、
そのレストランには、先ほどの教会にいたゲスト全員が(゜o゜)
そこで初めて知った『リハーサルディナー』という習慣。
『リハーサル・ディナー』とは、結婚式前夜に行われるセミフォーマルな食事会。
新郎新婦と両家の両親、牧師などの司式者、
グルームズメンやブライズメイドなどが集まり、
前日にリハーサルを行い、
その後家族や親族など式の準備をサポートしてくれた人と過ごします。
結婚式当日は忙しく、感謝の気持ちを十分に伝えることが難しい為、
このリハーサルディナーの場で日頃の感謝の気持ちを伝える事が出来ます。
私の従姉妹の場合も、明日新夫婦となるふたりを囲み
ベストマンがグラスを持ち『かんぱ~いヽ(^o^)丿』
その後しばし着席コース料理を堪能。
そして、新郎や新婦から両親への感謝の言葉…。
両親から二人への言葉…などなど。
感情や言葉の表現がストレートなだけに
感動もストレート。
涙涙のディナーになったのでした(>_<)
ちなみに、
欧米ではこのリハーサルディナー代金は新郎家。
結婚式代金は新婦家がもつのが一般的だといわれています。
そういえば…
数か月前に届いた招待状には
『私たちの娘〇〇が〇〇と結婚します』と書かれていました。
『ありがとう』を伝える方法…。
『自分たちらしさ』で表現する一つの方法として
取り入れてみてはいかがでしょうか…?